秋の始まりから延々と連呼しているスコットランドという国。
そもそも、何?何処?
スコットランド(英語: Scotland)は、北西ヨーロッパに位置するグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)を構成する4つの国(カントリー)のひとつである。
左図の赤い部分がその国土です。
英国=ロンドン、イングランド、女王様
と連想される事が多いのですが、実は「U.K.」は連合王国で、4つのエリアがそれぞれの文化、歴史、背景を背負って
連合王国として一つの国になってます。
おなじ島国の日本も歴史を遡れば、違う人種、言葉、文化を持った島ですが、イギリスのそれの方がもう少しキナ臭い歴史があるようで・・・ヨーロッパ各地の歴史と同様、イングランド王家とスコットランド王家(かつてはあった)の間にも、
娘を嫁に出しては和議を図り、しかし争いは絶えず。。。
何百年間も続いた争いの後、1707年に、ようやく手を結びグレートブリテン連合王国になったのだそうです。
もともと北欧の方から海を渡って渡来してきた人々がルーツなのだそうですが、その陽気な性格と、巻き舌が愛らしい
独自の言語「ゲール語」、渦巻き模様が美しいケルトの芸術や音楽など、南部のイングランドとは少し違った
国民性が色濃く残っています。
昨年の夏、8年ぶりにスコットランドを訪れました。
2,000年代のはじめに留学をしていたのがグラスゴーという街で、現地の芸術大学に通いました。
行く直前に見た映画「トレインスポッティング」のインパクトがとても強く、この国に行って大丈夫、、、かしら(冷や汗)とか思ったのも良い思い出。
その時代の友人の結婚式に出席するという名目もあり、この旅行では、西海岸の北の方に翼のような形で広がる「スカイ島」と、イングランドとのボーダーにある「ダンフリース&ギャロウェイ」、そしてその中間であるグラスゴーへ。
結婚式の翌日の朝食、コテージ裏庭の芝生の上でピクニック!▶インスタントのスープや適当なスコーン、ジュースとかだったけど、なんとも贅沢な時間♪
天気がよかったらとりあえず表に飛び出す、自然を愛でる、彼の国の人々に、もう少し見習わなくては。
そしてスコットランドの北の方、「ハイランド」と呼ばれる地域は、いくつかの都市をのぞいては小さな町が点在する、少々人里寂しいエリアが続きます。
日本の山のように木々が生い茂った高い山、ではないけれど、ひたすらに丘のような山のような緑の絨毯に覆われた土地が車窓に広がります。
こんなに芝生って生えるの!?
とビックリするくらい、全面芝生。
そう、一日一度は必ず雨が降るという気候の安定しない土地柄のため、年間通じてしっとりと、最高のコンディションの芝が保てるというわけ。
ゴルフで有名なセントアンドリュースも、スコットランドの北東の方にある街ですよね。
行けども行けども、、、なだらか〜な、ゆる〜っとした
この風景▼
スコットランド〜で連想するもの
ウィスキー、ゴルフ、スコッチテリア(犬)、ショートブレッド、ネス湖のネッシー、タータンチェック、
ハリスツイード(西南にあるハリス島、ルイス島で作られたもののみにつく商号)、ゴルフ。。。
ちょっと渋い、かな(^^;)
そこはそれ。
来年の干支である羊も、勿論各地に点在していますよ〜、イギリスと言えば、クサを食む羊の牧歌的な風景!
お!居た居た!危ないよ!
この荒涼とした大地にも、一心にクサを食む羊、居りました。
と、なんと昨年の夏(この投稿)から一年以上越して、イギリス旅行のブログの続きを書いているわけですが(苦笑)
セカイツアーを機会に、沢山の人がスコットランドに興味を持ってくれたら良いな、と願っています。
イギリスに行くことがある方は、是非足をのばして北方へ!
この見事な大自然は、行かない事には味わえない、旅の醍醐味になること請け合いです。